夢紀行logo 新春 伊勢・南紀の旅(平成9年1月3〜5日) 前編

まえがき
 平成8年の年末は30日を休むと最大9連休という、まさにツーリングには絶好のチャンスで した。しかし、私は30日が出勤。(;_;) せめて正月は旅に出ようと思い、まだ未制覇の和歌 山県に乗り込もうと、本州最南端の潮岬を目指すことにしました。

◆ 1日目 自宅〜伊勢
 早朝5時に自宅を出る。京葉道路花輪ICからR357へ。 首都高速湾岸線千鳥町ICから横羽線、横浜新道、R16新保土ヶ谷バイパスを通り R246へ。横浜新道は新しくなって いて非常に走り易かったが、新保土ヶ谷バイパスへの出口で200円取られたのには参った。^^;  それなりにお金が掛かっているのは分かるのだが...昼間は激混みの横浜IC付近も流れて いる。R246に入り快調に飛ばす。今回このルート選んだ理由が2つある。まず、未走破であるこ と。次に、R1が箱根駅伝(復路)で混雑が予 想されたからである。新善波トンネルを出た途端、日本晴れの空に美しい富士が姿をあらわす。 小山町付近で富士をバックに愛車を撮影。来年の年賀状に使おうかな。(笑)

富士山と我が愛車
▲富士山をバックに記念撮影

 8時過ぎに沼津に到着。再びR1に戻る。富士・由比バイパスを走ると、エメラルドグリーン の駿河湾が顔を出す。本当に天気が良い。途中、お約束の 道の駅「富士」に寄る。ここでもその名に 相応しく、素晴らしい富士山が顔を出していた。清水で県道へ入り、 R150を目指す。途中、 清水港線跡と思われる遊歩道を発見。 さっそく散策する。廃止されてからかなりの月日が経っているはずだが、どうやら最近整備 されたらしく、何もかもが新しかった。清水港線の終点三保駅跡は公園となっていた。 ホームと小さなディーゼル機関車が、かつてここが駅であったことを教えてくれる。

道の駅「富士」にて 三保駅跡
▲道の駅「富士」にて ▲三保駅跡

 さて、そう急ぐ旅でも無いがあまり長居は出来ない。三保を後にしてR150に入る。静岡IC 入り口まではいちご園が続く、通称「いちご街道」と言うらしい。まさにその通りで、両側 にはビニールハウスのいちご畑だらけである。御前崎の手前からサイクリングロードが平行 して走っていることに気付いた。が、見方によっては鉄道の跡に見えなくも無い。これが以 前、あるホームページで見た軽便鉄道の跡であろうか。確証のとれぬままいつしか見失った。 御前崎を過ぎた頃から車もだいぶ少なくなり、快適なペースで走る。R150の終点、浜松が近 づき少し渋滞があったが、お昼頃に市内へ到着。R1へ再び戻り、浜名バイパスを通過。料金 所を過ぎた辺りで右へ急カーブするはずがいつまでたっても現れない。そうだ、潮見バイパ スが開通していたのだ。豊橋市内の手前で最初の給油。燃費は10km/リッター弱。市内に入り、 しばらくは路面電車と一緒に走る。以前訪れた時よりも道がきれいになっていた。よく見る と電柱が無い。路面電車の架線は専用の電柱が支えていた。R1は右に別れてゆき、直進して R23に入る。その直後に を発見!昼食を取ることにする。R23は知立までは海沿 いを走ったり山道になったり、また、右へ左へ曲がる複雑怪奇な道である。知立からは立派な バイパスが出来ており、非常に快適な道となる。途中、スーパ銭湯の看板を目撃した。ここ数 年、愛知県周辺で増殖している超大型銭湯のことである。津市内で少し渋滞していたが、夕方 5時過ぎに伊勢の友人宅に到着。あちこち寄り道した割には意外と早く着いた。

後編  夢紀行