旅辞典

 夢紀行を読む上で必要と思われる「専門用語」(笑)の解説です。私の独断と偏見で書いています ので、必ずしも一般的な使い方と同じとは限りません。


(うし)
 牛丼の吉野屋のこと。「吉牛(よしぎゅう)」とも言うが、更に省略したのが「牛」である。 一般道で旅をするとどうしてもコンビニ弁当など、単調な食事になりがちです。そんな時にオレンジ色 の看板を目にすると思わず吸い込まれてしまいます。(笑)

駅ネ (えきね)
 元々は鉄道マニアが駅構内で寝ることを指す。それから転じて,道の駅にて車中泊すること を言う。もちろん、道の駅でテントを張って寝たり,野宿することも含まれます。^^;

観光案内所 (かんこうあんないじょ)
 有名な観光地でなくとも、何処にでもあるのが観光案内所です。観光地図やみどころを案内 してくれます。また、場所によっては宿の世話もしてくれます。たいていJRの駅前にあり、ほと んどは公営ですので無料です。

国道 (こくどう)
 字のごとく国が管理する道路。特に1桁の幹線道路は整備が進んでおり、一部は高速並の道 路もある。3桁は県道が昇格したような道が多く、すれ違うのもやっとという所も多い。^^;
 夢紀行でR**と書いてあるのは、国道**号線の意味です。

関連ページ-> 国道写真館別館

コンビニ (こんびに)
 ご存じ、コンビニエンス・ストアのことです。ツーリング中は朝はたいていおにぎりかパン を買って食べます。味にはずれが無いのがメリットですが、やはり飽きます。また、その地方色 を求めることはかなり難しくなるのが欠点です。

静岡県内の有料バイパス (しずおかけんないのゆうりょうばいぱす)
 静岡県内の有料バイパス(藤枝、掛川、磐田、浜名)は夜間(22時〜翌朝6時)は無料開放されています。 理由として、無料である市街地を走るトラックが多く、騒音・振動で沿線住民の安眠を妨げていました。 そこで、山間を走るバイパスへトラックを誘導するために数年前から夜間無料となった訳です。
→ 平成17年3月30日から終日無料となりました。

車中泊 (しゃちゅうはく)
    私のラゲッジ  文字通り車の中で寝ること。私の場合、ワゴンであるので寝袋と毛布があれば簡単に寝ること が出来るため、ご覧の通りラゲッジには常にこの2点が積んであります。(写真右) 私の身長 (175cm)ですとレガシィのラゲッジで斜めになれば足を延ばして快適に寝ることが出来ます。前 のサニー・カリフォルニアでは"エビ"にならないと寝られませんでした。ただ、セダンでもトラ ンクスルーが付いていればほぼワゴン並に寝ることが出来ますし、シートを倒しても結構寝ら れるみたいです。因みに、NIFTYの自動車フォーラム(FCARR)では、カプチーノで車中泊したと いう強者 ^^; のレポートがありました。

ツーリング・マップル (つーりんぐ・まっぷる)
 本来はバイク乗りが使う道路地図。しかし、その大きさと見やすさ、はたまた林道情報の 豊富さからか、NIFTYの自動車フォーラム(FCARR)にあるドライブ談義会議室には愛用者が多い。

とほ宿 (とほやど)
    とほ宿  ユースホステルと同じく、男女別相部屋の宿。そのほとんどは北海道に ある。料金もYH並のところが多く、なおかつかつてのYHの雰囲気を残している宿が多いのも特徴。

    関連ページ-> とほ宿のネットワーク


謎の中古車センター (なぞのちゅうこしゃせんたー)

     R158を走っているとふと目に止まったのがこの中古車センターです。といっても、置いてある クルマはご覧の通りの状態であります。おそらく倒産してそのままになっているのでしょう。 いずれも昭和50年前後のクルマばかりです。ただ、あまりにも長い間放置されているためか状態 は良くないです。場所は長野県波田町の小学校手前です。

フェリー (ふぇりー)
 北海道へ車で行こうとすれば必ず使わなくてはならないのがフェリーです。東京からです と、有明や大洗などの太平洋航路もありますが、お値段のほうもそれなりです。^^; 私のお薦 めは日本海航路です。新日本海フェリーが新潟〜小樽、東日本フェリーが直江津(上越)〜岩内、 室蘭とあります。お値段は2等寝台を使っても2万円(乗用車5m未満)でおつりがきます。
※平成12年4月からも引き続き1年間の期間限定ですが、大洗からのフェリー 料金が値下げされ、日本海航路並の値段になりました。
→ 平成13年からは、ほぼそのままの値段で正規料金になった模様です。

ホクレン (ほくれん)
 北海道の農協。ここのガソリンスタンドで、「Zig Zag」というエリアマップを もらいました。これはB4版の大きさで「道南・道央編」「道東編」「道北編」の3種類がありま す。

名阪国道 (めいはんこくどう)
 亀山と奈良の天理を結ぶ一般国道。しかし、誰が見ても 高速道路としか思えない造りである。制限速度も60km/hでやたらと「高速では無い!」とか 「制限速度60km/h」といった看板が目に付く(特に三重県内)。しかし、そんなことはお構い無し に皆さん"ぬわわkm/h"前後で快走しております。^^; 福住〜天理東間は急勾配の上、天候が変 わり易いので注意が必要です。
 何故、このような道路が無料なのかは分かりませんが、一説によると用地買収の際に地元の 山林王が無料通行を条件に、かなりの道路用地を寄付した為ということです。

道の駅 (みちのえき)
 平成5年から始まった一般道のサービスエリア。認定は当初は建設大臣が行なっていました が、現在は地方の道路建設局長が行っているようです。道の駅には認定証が必ず掲げてあるはず です。認定には一定の基準があり、例えば24時間使える「清潔な」トイレが備わっているなど、 結構厳しいです。当初は122ヶ所でスタートしましたが、平成11年度で全国に511ヶ所あります。 最終的には1,000ヶ所程度つくるようです。

関連ページ-> 道の駅案内板

道の駅三種の神器 (みちのえきさんしゅのじんぎ)
 道の駅に必ずあるものとして挙げられるトイレ、レストラン、お土産コーナのこと。さらにJAの農産物 直販所を加えて四種の神器という場合もある。
 ただ、三種の神器を揃えれば良いという訳ではなく、これからはそれぞれにいかに個性を出すかが生き残りの 鍵になろう。

郵便局 (ゆうびんきょく)
 最近、民営化問題で話題の郵便局であるが、旅の時には非常に強い味方となる。ある程度 の街には必ずあり、また、最近はATMやCDを設置している局が多い。銀行と違って、預け入れ・ 払い出しには一切手数料が掛からないのも良い。(^_^)

ユース・ホステル (ゆーすほすてる)
 かつては青少年の旅の宿の定番であったが、最近は利用者が減りつつあるという。やはり、 「厳しい」というイメージがあるためだろうか。最近はそれほどうるさくないらしく、酒の自販機 が設置してあるところもあるくらいだ。旅人同士の交流という点では今でもその目的は十分に果 たしていると思う。特に、一人旅には最適の宿と断言しよう。

六花亭 (ろっかてい)
    バターサンド  帯広に本社があるお菓子屋さん。マル成バターサンド(写真右)やホワイトチョコレートなどが 有名。他にも甘納豆などがある。私個人としては、お菓子も勿論お薦めだが、あの独特の北海道 らしい包装紙が特にお気に入りである。本店2階には喫茶コーナがあり、お茶とお菓子が楽しめま す。


初版 平成8年11月20日 第1.5版 平成8年12月21日 第2.01版 平成10年12月18日
第1.0版 平成8年11月27日 第1.6版 平成8年12月27日 第2.1版 平成11年8月25日
第1.1版 平成8年12月4日 第1.7版 平成9年1月23日 第2.2版 平成11年12月12日
第1.2版 平成8年12月8日 第1.8版 平成9年4月27日 第2.3版 平成12年7月30日
第1.3版 平成8年12月11日 第1.9版 平成10年1月6日 第2.4版 平成14年1月28日
第1.4版 平成8年12月13日 第2.0版 平成10年8月30日

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