夢紀行logo 新春 伊勢・南紀の旅(平成9年1月3〜5日) 後編


◆ 2日目 伊勢〜潮岬〜自宅
道の駅「紀宝町うみがめ公園」にて
▲道の駅「紀宝町うみがめ公園」にて
新宮駅にて
▲新宮駅にて
さんますし
▲さんますし
 この日は8時に起床し、9時に伊勢を出る。今日の目的地は本州最南端の潮岬である。
 朝とはいえ、伊勢神宮の初詣で混雑が予想されるので、伊勢の友人のナビで裏道を走って R42へ出る。ガソリンは半分ほど残って いたが、途中で給油することになるので、紀勢町のスタンドで給油。これがなんとリッター 92円(現金会員価格:UNOカード使用)!(*_*) 安いと言われている我家の近所よりもさら に安いではないか。こんな山奥(と言っては失礼だが)でこんなに安く入れられるとは思っても みなかった。燃費は11km/リッター。R42は熊野まではひたすら山の中を走る。友人によると、 尾鷲の辺りは三陸と同じリアス式海岸だそうである。なるほど、そう言われれば確かに三陸に 似ている。熊野から先は海岸線沿いの道となる。御浜町で道の駅「パーク七利御浜」に寄る。 ここは道の駅というよりも、観光センターが道の駅に認定されたと言った方が正確かも知れな い。そこから10数分走った所に 道の駅「紀宝町ウミガメ公園」があった。 こじんまりとした道の駅であるが、特色がある個性的な道の駅である。記念のスタンプを押そ うと思い、しばらく探したが見あたらない。管理人室を訪ねると、駅の名前が入った3cm*1cmく らいの小さなスタンプしかなかった。「パーク七利御浜」でもそうであったのだが、中部地区の 道の駅は全てこの形だと管理人は言っていた。この辺は管理する地方建設局の裁量で何とでも 出来ると思うのだが。
 新宮川(熊野川)を渡り、いよいよ和歌山県へ。友人によると平行する紀勢本線の鉄橋は県境 部分で橋の造りが違っているとのこと。確かに川の中心付近で造りが違う。川を渡るとすぐに 新宮の市街地に入る。南紀には私の住む千葉県と同じ地名がいくつかある。勝浦、白浜など。 その昔、南紀から房総に魚を追って住みついた人々が故郷と同じ名前を付けたらしい。である からこちらが元祖である。串本に入り、すぐに「潮岬入り口」の看板が目に入る。半島を3/4周 ほどしたところに本州最南端はあった。駐車場は有料で300円也。相変わらず太平洋は穏やかで キラキラと輝いている。

潮岬燈台  売店で「さんますし」(700円也)を買ってお昼にする。味はバッテラをもう少し素朴に したような感じである。なかなかの美味でした。潮岬を後にして、一路来た道を逆に戻る。 途中、那智勝浦で自然渋滞で30分ほどのロス。その後は順調に走ったが、松阪近辺で渋滞 しているとのこと。多気でR42と分かれて伊勢へと戻る。
 伊勢の友人宅を21時に出発。R23はほぼ順調で、23時に名古屋を通過。豊明でR1に入る。 東名の岡崎ICが近づいた所で事故渋滞の情報。東名は諦めてこのままR1を走ることにする。 ラジオの交通情報によると、午前1時の時点で他でも渋滞があったようである。深夜のR1は 相模、大宮、習志野等の関東ナンバーの乗用車が結構走っている。おそらく帰省組であろう。 同じことを考える仲間がいると思うと思わず嬉しくなってしまう。(^_^) R1には有料の バイパスがいくつかあるが、深夜ということもあって、ほとんどパス。唯一通った浜名 バイパスは深夜割引で150円(普通車)であった。午前3時、道の駅富士に到着。ここで1時間 ほど仮眠を取る。さすがに1日中走りっぱなしだと疲れる。朝から800kmは走っているだろう。 沼津に入りR246を行くかR1を行くか迷うが結局、R1の箱根越えを選んだ。ところがである、 電光掲示板に「路面凍結注意」の表示が。^^; 霧も出てきて状況は最悪。幸い、前後に車が 無かったので慎重に走り抜ける。外気温計を見るとマイナス3度。凍結しても不思議は無い。 箱根を降りてからは西湘バイパス〜R134〜県道〜R1〜横浜新道〜首都高といういつものルートで、 千葉の自宅に着いたのは7時過ぎであった。

 今回の走行距離は約1,500km、燃費は約12km/リッターであった。

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