![]() まえがき 年度末にまとまった休暇が取れることになり、何処へ行こうかと思案していたところ、 テレビで流氷を見て「これだ!」と思い、春間近の北海道へ流氷を求めて旅立ちました。 クルマの方はスタッドレスを装着。また、定番になっている車中泊は北海道の気象条件を 考えると自殺行為になりかねないので、今回は初めて ユース・ホステル(以下YH)を使うことにしました。また、 今回の旅のもう一つのテーマである廃線跡巡りは夢紀行別冊 「夢の跡を訪ねて」にまとめました。
◆ ◆ 1日目(3/15) 自宅〜直江津
昼近くまで惰眠をむさぼり、慌てて荷物をまとめて千葉の自宅を出たのが13:30頃。武石から 京葉道路、環7、県道を通り外環三郷へ。そのまま外環に乗り、関越へ入る。時間は15:35。 本当は高崎で降りてR18を走ろうかとも思ったが、そう すると直江津に22:30には着かないと判断し、上信越道の小諸まで行くことにする。小諸ICに 17:30頃到着。あとはR18をひたすら走り続ける。上田の市内に入る手前だったと思うが、リヤ カーを引いた自転車が近づいてくる。最初は近所の物売りかと思ったが、リヤカーの貼り紙を 見ると日本一周をしているらしい。リヤカーには駄菓子屋で売っていそうなおもちゃなどを積 んでいた。リヤカーの主は初老の男性であった。この先何処へゆくのであろう。 長野市内の牛で夕食を取り、途中の除雪ステーションで 30分程仮眠を取る。周りにはまだ雪が残っている。上越市内に入り コンビニで食料を調達。直江津港についたのは21:30頃で あった。乗船手続きをして、フェリーに乗り込む。寝台に入り早々と寝る。23:55に直江津港 を出港。
◆ 2日目(3/16) 直江津〜室蘭
◆ 3日目(3/17) 室蘭〜池田
朝食を取り、9:00にYHを出発。R36を苫小牧に向けて走る。道路に雪は全く無い。途中の 白老で給油。レギュラーがリッター\100也。思ったより安い。苫小牧から R235に入る。ここまでは4年前 に来た時と同じルートである。国道沿いの高速道路(日高自動車道)も大分完成していた。富川 からR273に入る。幌毛志の手前でD51を発見。普通の農家の庭先と思われる場所に放置して あった。(写真左) 幌毛志で 富内線跡を訪ねる為、道道に入る。
日高町でR273と別れR274へ。日 勝峠は予告通り、アイスバーン状態であった。^^;;; しかし、これもスピードを落として慎重 に走れば恐れることはない。峠を越えると真っ白な十勝平野が見えた。清水町でR38に合流する。 時間は15:00過ぎ。今日の宿を決めなくては。一番近い池田町の池田北のコタンYHに電話で予 約する。帯広ではお約束の六花亭へ。時間があったので 広尾線跡を訪ねることにした。R236を下り、 まずは愛国駅へ。ここは駅舎が残っており、交通記念館となっていた。次に大正駅。ここは ホームしか残っていなかった。最後は幸福駅。ここは2度目である。雪に埋もれたディーゼル カーが悲しげであった。幕別町まで道道を走るのだが、一部アイスバーン状態であった。^^; 途中、一直線のところで記念撮影。(写真右) 池田駅前の「よねくらで」ステーキ丼を夕食とする。さすがにステーキを駅弁にした店だけに 肉は柔らかく、タレも美味であった。(^_^) その池田駅前で珍しい物を発見した。シャリオの タクシーである。エンジンはディーゼルだった。 今日の宿、北のコタンはアットホームなYHであった。ペアレントは京都出身の関西弁丸出し の人である。この日の宿泊者は私一人であった。そのため、ティータイムではペアレントから 色々と流氷やその他の情報を仕入れることができた。
中編へつづく。
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