夢紀行logo 四国・九州の旅 その4(平成10年9月22日〜29日)


 ついに46都道府県を制覇!

◆ 4日目 桜島PA〜阿蘇YH
▲西鹿児島駅前にて
 9/26 昨夜は22時には寝た筈だが、目が覚めると既に7時。(^^;) 歯磨きと洗顔 を済ませて、7:40出発。鹿児島北ICで降りる。料金所で特に怪しまれた様子はない。 朝の西鹿児島駅前で記念撮影。今日は晴れ間が見えている。このまま天気が持って くれれば良いのだが。
 市電に気をつかいながら市内を抜けて県道20号へ。かなり整備された道ではある が、アップダウンとカーブが多い。9:20 加世田のバスターミナルに到着。ここは かつて鹿児島交通の加世田駅があった所である。広い構内跡にはバスターミナルの 他に大型電器店とホームセンターがあった。その片隅に石造りの南薩鉄道記念館が ある。

▲南薩鉄道記念館の入館券
 南薩鉄道とは鹿児島交通の前身で地元の人にはこちらの方が通りが良いらしい。 記念館は10時オープンとのことなので、車の中で買っておいた朝食を食べる。10時 になり、バスターミナルの事務所へ声をかける。記念館を開けてもらうためだ。 普段は訪れる人も少ないので必要な時だけ開けるらしい。館内はそれほど広くはな いので、30分ほどで見学し終わる。私が見学している間にもう一人入場していた。 館内に置いてあったノートを見ると、この鉄道への思い出などが沢山書かれていた。 消え去った鉄道ヘの鎮魂歌に思えた。
 加世田を後にして、廃線跡巡り を行った後、鹿児島市内へと戻りお土産を買う。14:30 鹿児島北ICより再び九州自 動車道に乗り、熊本へ。九州自動車道はほとんどが片側2車線であるが、トンネルで は所々で対面通行となる。交通量は土曜日にも関らず程々といったところか。熊本県 へ入り、遂に沖縄を除く46都道府県を制覇!17:20 熊本ICに到着。 R57を阿蘇方面へ向けて走る。雲が掛かった阿蘇の山々が見える。晴れていればもっ と良く見えたろうに。途中のスタンドで給油。燃費は11.0km/L。レギュラー\89也。 17:45 道の駅「大津」に到着。 ここは地ビールを出すレストランがある。18:30 今日の宿である阿蘇YHへ到着。中 へ一歩入ると欧米系の方々ばかり。(^^;) 日本人は私の他に横浜の大学生ライダー と京都の女性の合計3名。但し、京都の女性の連れはアメリカ人である。ミーティン グ室で適当な英語で話掛けてみる。私が話し掛けた方々はスコットランドとオランダ からツアーで来ているようだった。成田から高山、京都、広島そして阿蘇。その後 長崎へ行くと言っていた。オランダ人一行はハウステンボスへ行くと言っていた。(笑)
 京都の女性と連れのアメリカ人は高千穂に行きたいと言っていたので、高千穂駅で もらったパンフレットを見せて、高千穂渓谷を薦めておいた。
 会話に熱中して気が付くと23時を回っていた。久しぶりの布団だから早く寝ようと 思っていたのに...

◆ 5日目 阿蘇YH〜広島
▲外国人の多い阿蘇YH
 9/27 朝から大粒の雨が降っている。これでは楽しみにしていた阿蘇巡りは無理そ うだ。YHを出発して取り敢えず阿蘇駅へ向かう。駅でスタンプを押して帰ろうとする と、待合室のベンチに昨日YHで一緒だったアメリカ人と思われる老夫婦が座っていた ので話し掛ける。熊本市内を散策するようであるが、どうやら天気が心配らしい。私 も無責任に晴れるとは言えないので、雨でも熊本市内は楽しめますよとだけ言ってお いた。阿蘇駅を後にしてR57を進み、 道の駅「波野」へ寄る。それにしても寒い。気温 は20度を切っている。R57を少し戻ってミルクロードを走るが、見えるのは草と雲ばか りで阿蘇の山々は何一つ見えない。おまけに雨足は強まる一方である。(;_;) 本当な らば午前中は阿蘇を回っている筈であったが、こんな状態では仕方が無いと諦めて、 予定を切り上げることにした。次の目的地は 道の駅「小国」である。

 道の駅「小国」は以前、Niftyのドライブ談義会議室のレポートでここが 国鉄宮原線の駅跡だということが書か れてあったので、ここをベースに廃線跡巡りが出来ると考えたからだ。ミルクロード からR212へ入って20分程走ると道の駅「小国」へ到着した。確かに駅跡であることを 思わせるかのように、線路や駅標が残されていた。天気は悪いが、ひっきりなしに車 がやって来る。ここで阿蘇の絵葉書を買う。写真が残せないので、せめて絵だけでも 思ったからだ。12:10 道の駅を後にして廃線跡巡りを始める。R212を北上して県道 318号へ入り、北里柴三郎の生家がある北里で R387へ出る。R387は大分 改修が進んではいるが、時折1.5車線の狭い道となる。院内町でR500に入る。ここも山 間を走る狭い道がほとんどである。本耶馬溪町に入り、R212との合流地点の手前に 道の駅「耶馬トピア」がある。ここで 遅い昼食に手打ちのざる蕎麦(\500也)を食べる。お土産も充実しており、かぼす醤油を 1本買う。
▲関門橋を背に
 15:30 道の駅を後にしてR212から R10ヘと進む。苅田町にて給油。燃費は9.6km/L。レギュラー\82也。小倉で R3ヘ入り、関門橋を渡って九州と 別れを告げる。なお、関門トンネルは12月まで工事中で通行止めとなっているので、 トンネルの料金(\200)で門司・門司港から下関を通行出来る。その後は途中R190を経由 するが、R2を東に向かって走る。

◆ 6,7日目 広島〜自宅
 9/28 R2の西広島バイパスにある佐方PAにて車中泊する。志和ICから山陽自動車道に 乗って倉敷へ。吉備津にて給油。燃費は12.0km/L。レギュラー\90也。この日は岡山の 親戚宅に泊る。

 9/29 親戚宅を9:00に出発し、山陽道〜中国道〜名神〜中央を通り、千葉の自宅に 20:58に到着。途中、多賀SAで給油。燃費は13.3km/L。レギュラー\94也。

 こうして丸7日間のツーリングは終了しました。

 総走行距離:3,379km
 平均燃費:11.6km/L

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