![]() - 鹿児島交通 その1 -平成10年9月26日 探訪
昭和59年に廃止されて既に14年経つ為に廃線跡はかなり姿を消しつつあります。 鹿児島交通はかつて南薩鉄道と呼ばれており、加世田駅跡にはその名前を冠した 薩南鉄道記念館があります。
加世田駅跡はバスターミナルになり、広い構内跡はホームセンターと大型電器店 、そしてその駐車場に生まれ変わっていました。 バスターミナル内にはかつて活躍した車輌が展示されていました。
石造りの重厚な南薩鉄道記念館ではあるが、訪れる人も少ないのか扉は通常閉まった ままらしく、見学希望の方はバスターミナルの事務所へ声を掛けて下さいと書いてある。 中は鹿児島交通の歴史に関する資料やパネル、車輌のプレートなどが展示してある。 また、館内にあるノートには通学で使った思い出などが沢山書いてあり、廃止後十余年 経った今でも人々の記憶の中に深く刻まれているようだ。 南薩鉄道記念館の後ろには後から建てたのであろうか、木造の車庫風の建物の中に 気動車とSLが展示されていた。気動車はシートのレイアウトを少し変更してテーブルを 置いてうどん屋として使われていた。
□ その2 ■ 夢の跡を訪ねて |