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道の駅と廃線巡りの旅(平成11年9月15日〜23日)
その3



◆ 9月21日(火) 晴れ
▲蕎麦の花

 宿の主人によると今朝は氷点下2℃だったとのこと。千葉ではまだ夏のような暑さだというのに、こ こはもう秋を通り越して初冬の雰囲気だ。
 宿をあとにして、平成7年と割と最近に廃止となった 深名線跡を散策する為、R275を南下する。途中、 道の駅「森と湖の里ほろかない」に寄る。 幌加内町は蕎麦の産地らしく蕎麦畑が多く、蕎麦の白い花が眩しい。

 幌加内の中心部から道道48号を通って和寒町へ出る。 R40を北上し、 道の駅「びふか」へ。ちょうどお昼どきなので、 名物のコロッケを賞味。アツアツでとても美味。(^^)
 美深から名寄まで戻ってR239へと進み、 名寄本線跡を散策する。名寄本線跡をなぞるよう にR238から R242を走り、遠軽町からは R333で札幌を目指す。この間に 道の駅「おこっぺ」「オホーツク紋別」「中湧別」「まるせっぷ」「とうま」に寄る。「中湧別」には旧中湧別 駅のホームと跨線橋の一部が保存されており、当時の雰囲気が少しだけ伝わってくる。
 この日は札幌のビジネスホテルに宿泊。

▲揚げたてのコロッケ ▲名寄にて

◆ 9月22日(水) 晴れ
 道内最終日。フェリーは24時近くの出航だから時間はたっぷりとある。まずは三越にてお土産に 六花亭のお菓子を買う。これは北海道へ来たら必ず買っている。一通り用事を済ませて札幌をあと にする。
 R12を北上して、まずは三笠市の鉄道村と 国鉄幌内線跡を散策。R12へ戻り 道の駅「みかさ」へ寄る。続いて 道の駅「ハウスヤルビ奈井江」にて手打ち蕎麦 の昼食。食後は隣の喫茶室のコーヒで一服。奈井江でR12と分かれて石狩川を挟んだ対岸のR275へ。
 国道を北上しながら道の駅「つるぬま」「田園の里うりゅう」「サンフラワー北竜」に寄る。
 日も暮れて来たのでそろそろ引き返すことにしよう。今来た道を引き返し、新十津川町に入る頃に は辺りも薄暗くなった。幌沼線の終着駅新十津川駅で記念撮影をしようと駅を探したがなかなか見つ からなかった。結局、駅は街の外れにあった。

▲新十津川駅にて ▲夕暮れのホームにて

 新十津川駅を後にして、ふと窓の外を見ると一面に広がる田んぼに所々放たれた野火。このオレンジ色の 炎が夕焼けに染まった空知の山々と相まって何とも幻想的な景色を見せてくれた。

◆ 9月23日(木)
▲苫小牧FTにて

 23時45分のフェリーに乗り北海道を後にした。大洗には約19時間後の19時に到着。R51から東関東 自動車道を使って自宅へ着いたのは21時過ぎであった。

 総走行距離 : 3,218km
 平均燃費 : 約11km/リッター
 訪れた道の駅 : 38ヶ所


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