- 幌内線 その1-

平成11年9月22日 探訪


 幌内線の歴史は明治15(1882)年の岩見沢〜幌内間の開通に始まります。北海道でも歴史のある 路線でしたが時代の流れには勝てませんでした。

廃止年月日

昭和47(1972)年11月1日 三笠〜幌内 旅客営業廃止
昭和62(1987)年7月13日

三笠駅跡

▲元お召し機DD51 610 ▲公園にあった案内板(クリックすると拡大します)

 三笠駅跡はクロフォード公園として整備されていました。駅舎は既になく、三笠駅の前身 である「幌内太駅」を模した駅舎が建ててありました。ホーム、跨線橋は三笠駅当時のもの と思われます。

▲貫通扉のベニヤが痛々しい

 公園内には特急「おおぞら」として活躍したキハ82系が展示されているのですが、 先頭車の貫通扉が盗難にあったらしく、ベニヤ板で塞がれていました。

旧唐松駅

▲看板には「駅」だけ残る ▲ホーム側から見た駅舎

 三笠駅跡をにして道道を走っていると駅舎らしき建物がありました。「唐松駅」と書かれて いた筈の看板は「唐松」の部分が剥がされていました。ホームも雑草に覆われていましたが 残っていました。ただ、白い壁にスプレーによる落書きがされており、無惨な姿となってい ました。


その2  夢の跡を訪ねて