夢紀行logo 四国・九州の旅 その3(平成10年9月22日〜29日)


◆ 3日目 竹田市〜桜島PA
▲原尻の滝を背に
 9/25 昨夜は結局、1時過ぎに寝たので、8時に起床。その1時間くらい前に、 おそらく有線放送だと思うが、何処からともなく聞こえて来た「竹田の子守唄」 で半分目が覚めていましたが。(^^;) 昨夜のうちに買っておいた朝食を食べなが ら駐車場を観察する。やはり平日の朝とあって、通勤の途中で寄る車が多いのは 昨日の「貞光ゆうゆう館」 と同じである。隣に止まっているシビックのお姉さんは携帯でずーっと喋ってい る。仕事に間に合うのだろうかと余計な心配をしてしまう。(笑) そうかと思う とどこからか数羽のカモがやって来て目の前の池に飛び込んだ。トイレの清掃が 終わったのを見計らって歯磨きと洗顔を済ます。そろそろ9時になるが、道の駅 は開く様子はない。仕方がないので、隣の 道の駅「原尻の滝」へ行く ことにした。昨夜の道を戻れば良いだけであるが、方向感覚が狂うような街造り の為かは分からないが、同じところを何度も回ってしまった。
 9:40 道の駅「原尻の滝」へ到着。こちらは既に開いていた。ここはその名の通 り、滝がすぐ側にある。ツーリングマップルに書いてある"豊後のナイアガラ"は 大袈裟かも知れないが、横に大きく広がる滝は見応えがある。滝は正面に架かる 吊り橋から眺めることが出来る。少し走ると石で出来た橋「原尻めがね橋」もあ り、この辺りは意外と穴場なのかも知れない。 県道7号を南へと進む。雨は降っ たり止んだりである。道はほとんどが1車線の山道である。所々に思い出したよう に集落が現われる。こう言っては失礼であるが、こんな山奥にも生活している人 がいるのだなぁと、あらためて思う。 11:20 尾平越トンネルを抜けると本当に 山の中という感じで、人の気配が全く無い。20分ほど走ると、突然滝が現われた。 常光寺の滝というらしい。高さは37mとのこと。かなり立派な滝であるが、こんな 山奥では観光客も来ないだろう。

▲豊後のナイアガラ、原尻の滝 ▲石造りの原尻めがね橋
▲高千穂鉄道 高千穂駅

 お昼頃に高千穂町へ到着。高千穂駅と高千穂渓谷を廻る。高千穂渓谷は正に自 然の芸術作品と呼ぶに相応しいと思うほど素晴らしかった。
 高千穂を後にして、R218 を延岡に向かって進む。途中、 道の駅「青雲橋」へ 立ち寄る。延岡市街に入り、R10 へ。ここで給油をする。燃費は9.5km/L。レギュラー\83也。山道が多かったの で燃費が落ちたようだ。それにしても全国的にガソリンが安くなっている。
▲JR土々呂駅
 途中、土々呂(ととろ)という地名を発見する。地図を見るとJRの駅もある。早速 寄り道をする。土々呂駅は無人駅でした。駅前にはJRの社宅の他には、少し離れた ところにコンビニが1件あるだけ。大分か何処かの山中にある「ととろ」というバス 停が有名になったが、こちらはどうだろうか。「土々呂」というバス停もあったの だが。
 日向市を過ぎて、R10はしばらく平坦な道となる。どんよりとした雲がたちこめ ている。また一雨来そうである。高鍋町からは県道24号を進む。目指すは西都温泉。 交通量が少なく、快調に飛ばしているとまたもや豪雨となる。17:00 西都温泉に 到着。この時、既に台風並みの風雨であった。パチンコ屋の隣にある温泉はほとん ど銭湯である。料金は\420也。風呂から上がるとようやく雨足も落ち着いてきた。 18:45 西都温泉を後にして県道24号を高岡町まで進み、R10へ。都城市を過ぎて、 鹿児島県へ! 夜の錦江湾を左手に見ながらしばらく走り、加治木ICで九州自動車 道に乗る。今夜の宿は桜島PAである。

その4  夢紀行