夢紀行logo 四国・九州の旅 その1(平成10年9月22日〜29日)


まえがき
 平成3年11月以来7年振りの四国と平成5年9月以来5年振りの九州を旅して来ました。 主な目的は

 ・未制覇県である愛媛、大分、宮崎、鹿児島、熊本を訪れる。
 ・鹿児島交通跡を訪ねる。←いわゆる「廃線めぐり」(^^;)
 ・阿蘇の草原を走る。

です。

◆ 0日目 自宅〜愛鷹PA
 9/22 台風の影響で東名の豊川辺りが通行止めらしいが、夜のうちに 過ぎ去ってしまうだろうと考えて、23:05に千葉の自宅を出発。深夜な ので京葉道路は花輪ICで降りて、R357へ。千鳥町から首都高速湾岸線− レインボーブリッジ−3号線というルートで東名高速へ。2時間程走り、 愛鷹PAで仮眠を取る。

◆ 1日目 愛鷹PA〜徳島
 9/23 5:30に目が覚める。トイレに寄りコーヒを買って出発。1時間 ほど走ると再び眠気が襲い、牧ノ原PAにて再び仮眠を取る。歯を磨いて 7:30に出発。雨はほとんど降っておらず、昨夜の通行止めもいつのまに か解除されたようである。8:30に岡崎ICへ。ここで東名を降りて R1を 走る。雨足が少し強くなって来た。安城付近で給油。燃費は13.1km/L。 レギュラー\84也。
▲台風で倒壊した看板 ▲阪神高速 京橋PAにて

 途中のコンビニで朝食を済まして、再び走る。雨は強くなったり、弱く なったりと不安定である。R1と豊明で別れて R23へ。名古屋市内 は工事の影響でややつまっていたが、渋滞までには至っていない。R23は 何度も通っていることもあり、久しぶりにR1を走ろうという誘惑に負けて 稲荷からR1へ向かって県道へ入る。地図では県道66号と表記されているが、 実際は国道となっている。最近変わったのだろうか。R1ヘ向かう国道 を走っていると信号機の多くがややずれていることに気付く。R1に入る と、看板のほとんどが倒れているか、傾いていた。昨日の台風の凄さを 物語っていた。
 R1の名古屋〜四日市は5年前に九州を訪れた時にも走ったのであるが、 その時も流れはあまり良くなかったなぁ、ということをふと思い出した のと、明石海峡大橋を日が出ているうちに渡りたかったので、急遽R23に 戻ることにした。雨は相変わらず強く降っている。
 流石にR23は流れが早く、四日市からR1へ再び戻り、亀山へ到着したの が11:50。名阪国道の伊賀PAで牛肉 入りのうどんを食べて1時間ほどのお昼寝。(^^;) 仕事の疲れが残ってい るのであろうか、休憩が多い。
 名阪国道を快調に飛ばす。(笑) 天理IC手前で事故があったらしく、 渋滞していた。天理からは西名阪へ。松原から阪神高速を経て神戸線へ。 阪神大震災前で倒壊したと思われる区間も見事に復旧していた。京橋PAで 休憩。前に訪れた時よりも駐車場が大分広くなっているように思えた。さ て、これから第2神明を経由していよいよ明石海峡大橋だ!

 大阪に入った頃には天気は回復していて、太陽が顔を出すくらいである。 垂水ジャンクションには「徳島」の文字が。本当に橋が架かったのだなぁと 実感する。トンネルを抜けると明るい日差しと共に、大きな橋が見えて来る。 橋は片側三車線あるので、一番左をゆっくりと走る。下は明石海峡、そして 目の前には淡路島と最高のロケーションなのであるが、路肩に止まっている 車が見当たらない。その謎が橋を渡り切る前に分かりました。パトカーが 監視しているのです。(^^;)

▲明石海峡大橋を渡る! ▲淡路SAから見た大橋

 16:00 淡路SAに入り、対岸の明石と橋をバックに記念撮影。PAはバスやら 乗用車でほぼ満車であった。SAは淡路ICに併設しており、そのまま出口へと 向かう。料金は\2,600也。2kmほど走って 道の駅「あわじ」へ。 ここは橋の袂にある道の駅である。間近で見る橋はやはり大きい。南欧風の お洒落な感じのする駅舎にはレストランも入っている。ただ、一つ残念なこ とは駐車場が狭く、なおかつバス停もあるので、すぐに混雑することである。 心無い駐車の車のせいでバスが出られないというハプニングもあった。
▲サンセットラインから見た夕日

 道の駅を後にして県道31号、通称サンセットラインを走る。通行量は程々 であるが、道がやや狭い為に制限速度程度で走る。しかしながら、右手に見 える海を眺めながらであるので、これくらいが丁度良いのかも。(^^;)  そろそろ日が暮れてくると、サンセットラインという名に相応しく、美し い夕日が海の向こうに見える。車を止めて夕日を撮影する。他にも同じよう に夕日を撮影している人がいた。
 R28と合流してあとは淡路島南ICを目指すのみ、と思ったのだが地図を見る と南淡温泉というのがある。ちょっと寄り道しよう。この温泉は国民休暇村 の中にある風呂を開放している。料金は\500也。小高い丘の上にあるので、 確かに福良港を一望出来るが、夜なので何も見えない。(^^;) 昼間であれば 素晴らしい景色を眺めることが出来るであろう。

 風呂に入ってさっぱりとしたところでいよいよ四国へ。大鳴門橋を通るのは 7年振りである。この時も夜であった。一度くらい昼間に通ってみたいものだ。 通行料金は\1,300也。19:05、鳴門北ICで降りて県道11号へ。途中で給油をする。 燃費は11.4km/L。レギュラー\89也。R28からR11へ入る。片側3車線で両サイド にはファミリーレストラン、ホームセンター、CDショップなどが並ぶ典型的な 郊外型バイパスである。途中、オレンジ色の看板 に吸い込まれ夕食(牛丼)を取る。
 徳島大学の先の交差点で R192に入る。 このまま川之江市まで走るつもりである。ところで、四国と九州の地図を買っ ていないので途中で買おうとおもっていたのであるが、目につくのは最近増え た古本屋ばかり。ようやく見つけた本屋でツーリングマップルを買う。
 夜8時を過ぎていることもあって、R192の流れは快調である。今日の宿は 道の駅「貞光ゆうゆう館」 にしよう。22時前に到着したのであるが、不審なクルマが数台いる。何やら 集会でも始めようかという雰囲気だったのでトイレだけ寄って退散する。(^^;)ゞ  そのトイレにも破損がひどいので夜間閉鎖も有り得るという旨の貼り紙がし てあった。ここに限らず、トイレの夜間閉鎖を実施、検討している所は他にも あるようだ。24時間使えるトイレが道の駅のウリの一つであるのに、こういう ことで失われるのは非常に残念なことである。結局、数キロ走ったところにあ るパーキングにて車中泊した。

その2  夢紀行