夢紀行logo 会津・喜多方の旅(平成11年5月4日)


まえがき
 GWを利用して、日帰りで喜多方へ行って来ました。

 5:30自宅を出発。いつものようにR16 を使って常磐自動車道柏ICへ。ラジオの交通情報によると6時を過ぎているのに、どの高速 道路も渋滞無し。天気が崩れるのを見越して、皆さん出掛けるのを控えているようです。
 途中、休憩などを挟みながら快走して9時前にいわき中央ICへ到着。磐越道を使っても良い のだが、対面通行で思ったよりもスピードが出ないので、それならば一般道を使っても大して 時間は変わらないだろうと思ったのでR49 を走る。

▲貴婦人登場! 磐梯熱海〜中山宿 にて

 R49は山間を走るが、道幅にゆとりがあり信号が少ない為に流れは速い。1時間弱で郡山に 到着。ここで最初の給油を行う。レギュラー\90也。郡山市郊外へ出るが、安子ヶ島駅前辺り から流れが悪くなってくる。やはりGWとSLの影響だろうか。磐梯熱海を過ぎて熱海トンネル を抜けると完全に渋滞となってしまった。バックミラー越しに線路沿いを見るとカメラを持 ったファンが大勢いる。SLは確か郡山をお昼前に出発だったことを思い出し、R49の旧道へ 入って適当な場所へクルマを止める。ビデオカメラを用意していた鉄道ファンらしき男性に 通過時刻を訪ねると
「磐梯熱海駅を10:50に出発しますので、もうすぐ来ますよ。」
との返事。確かに時計を見ると10:45を過ぎた頃である。急いでカメラを取り出して準備を する。そうこうしているうちに「ボォー」という汽笛が聞こえてきた。貴婦人を呼ばれた C57は白い煙を吐きながらゆっくりを姿をあらわした。夢中でシャッターを切り、カメラに 収める。
 ビデオカメラの男性にお礼を言うと
「次の関都の出発が11:30ですから、クルマでしたら追い付けるかも知れないですよ。」
と親切に教えて頂いた。ただ、あの混みようだと30分で関都まで行くのは難しいかも知れない。

 予想通り、関都へは10分違いで間に合わず、その足で猪苗代湖へ行ってみる。湖畔のキャン プ場へクルマを止めて水辺へ。夏は海水浴場となるのか、売店などの建物が並んでいる。当然、 営業はしていない。雨が降って来たので記念撮影をして、早々に立ち去る。
▲車窓から見た雨の檜原湖

 R49からR115バイパスに入り北上する。途中で左折をして R459へ。入ってすぐの発電所 は桜に囲まれていた。千葉はもう桜は終わったが、ここは葉桜で、つい最近まで満開だった のであろう。五色沼を通過して、左手に湖が見えて来た。檜原湖だ。この辺りは建物が少なく、 しばし森林の若葉を楽しみながらのドライブ。途中、 道の駅「裏磐梯」に立ち寄り、14時前に 喜多方へ到着。雨もやんだようだ。
 流石に連休とあって、あいにくの天気でも多くの観光客が訪れている。お昼がまだなので、 ラーメンを食べようと思ったのだが、多くの店はまだ行列が続いている。混雑は嫌いなので 普通の食堂へ入る。ここでもラーメンをやっており、早速注文する。あまり期待はしていな かったのだが、流石は喜多方、あっさりしていて美味しい。(^-^)
 三時間ほど市内を散策。最後は市内に残る 日中線跡を訪ねてから帰ることにする。

 帰りは郡山までの磐越道は混むだろうと予想して、R459、R115を使って、二本松まで出る ことにする。喜多方を後にした途端に雨が本格的に降り出して来た。間一髪である。
 雨はますます激しくなる一方である。R115の土湯峠のトンネルを越えると眼下に福島市の 明りが見えた。天気が良ければ最高の景色であろう。R115とR459の分岐点にある 道の駅「つちゆ」に立ち寄る。
 二本松ICから東北道に乗るが、早くも渋滞。この先の矢板付近でも30kmの渋滞とのこと。 予定通り?に磐越道へ行こうと思ったところ、こちらも郡山JCTから9kmの渋滞。ガソリンも 入れたいので、郡山南ICで降りて、R49へ。そのままR49を走り、途中仮眠を取りながら常磐 道を走って、日付も変わった午前三時に帰宅。
 約800km、500miles a dayの旅であった。

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