夢紀行logo 目指せ!安房トンネル 前編(平成10年1月2〜3日)

まえがき
 12月6日に安房トンネルが完成したとのニュースを見て、「これは 行かねば」と勝手に思い込み、いそいそと出かけてきました。

◆ 1日目 自宅〜立科町
 昨年の南紀に続き、今年も新年早々の旅である。  1月2日、午前0時50分に自宅を出発。京葉道路を経由して都内へ。今回は  R254を制覇することも目的 の一つである。起点は文京区。ここから川越辺りまでは何度か走った記憶がある。夜中なの で、バイパスの富士見川越道路はパス。というよりも、そのまま走ると自然と有料道路は避 けられるようになっている。嵐山町を過ぎると、しばらくは快適な山道が続く。途中、 道の駅「おがわまち」へ寄り道。 寄居でほんの僅かであるが、 R140を走る。藤岡を過ぎると 吉井、富岡としばらくは街中を走る。しかし、夜中の為クルマの人もほとんど見掛けること は無い。下仁田の街を過ぎると所々で1.5車線となる。が、山に入ると意外にもきちんと整備 された道となり、R18の旧道よりは遥かに走り易い。いくつかトンネルを越え、坂を下り切る とそこは佐久市である。R142との重複区間が続き、所々濃い霧が発生している。夜中に走ると いつも思うのであるが、最近はちょっとした町であればどこにでも24時間営業のコンビニがある。 こんなところで儲かるのだろうかと思いつつ、これを見ると不思議と安心するのである。
 話を元に戻そう。笠取峠を経由しないで最短ルート通ったのだが、道が狭く凍結している かも知れないので、途中で仮眠することにした。時計を見ると午前4時を指していた。

◆ 2日目 立科町〜松本
三才山トンネル
▲三才山トンネル
 2時間程仮眠をして出発。地図に書いてある通り、本当に狭い道である。心配していた凍結は 無さそうである。松本に近づくにつれて周りの景色が白くなってゆく。三才山トンネル 入り口は完全に銀世界。だが、道路のほうは除雪されているためか雪は殆ど無い。\500也を 払いトンネルを通過。長い坂を降りるとまたもやトンネルである。どうやら最近出来たらしいが、 トラックなどは横道へ外れて行く。一瞬迷ったが、地図を見るとこのトンネルもR254らしいので \300也を払って通過。しかし、出口の景色が素晴らしかった。手前には豊科・松本の街並みが 広がり、その向こうにはアルプスの山々がそびえたっていたのだ。
 7時半頃松本市内に入る。まずは松本城へ。市営の駐車場は8時30分からであるが特にゲート も無く自由に入ることが出来るのでそこへクルマを止める。早朝の松本城にはハトやコイに餌を やる人の姿が目につく。観光客の姿など皆無だ。続いて歩いて5分程の開智学校へ。ここは教科書 などでもお馴染みであろう。

▲松本城 ▲開智学校
▲奈川渡ダム

 市内のコンビニで朝食を調達し、ガソリンを補給。レギュラーガソリンがリッター\89也。
 さて、これからいよいよR158へ入り安房トンネルへ!!  

後編  夢紀行