夢紀行logo R152南下の旅(平成11年8月13日〜14日) 後編


まえがき
 後半は地蔵峠越えからです。

▲雨で勢いの増した滝

 高遠町を後にしてR361へ入るが、流れがあまり良くない。県道18号を天竜川に沿って南下する。この県道、 整備されていると思いきや、突如一車線になったりとなかなか楽しませてくれる。(苦笑) 県道59号へ入り、 小渋湖を右手に見ながら快走する。道は完全二車線である。雨のために滝が勢いを増して流れている。水も 当然茶色く濁っている。滝の側を道路が走っているので心配である。
 ようやくR152に戻って次は地蔵峠越えである。通行止めの看板は見あたらないので何とか通る ことが出来るのだろう。コンクリートの橋を渡り、集落から離れるとふたたび1.5車線の山道となった。 本当に通ることが出来るのか心配していたところ、一台の対向車とすれ違った。これで一安心。意外にも 地蔵峠が近くなるにつれて道が良くなってくる。

 地蔵峠では看板があるだけで他は何も見当たらなかった。峠を降りる頃になって、ようやく雨もあがり 日が照り始めた。ツーリングマップルには地蔵峠から先はR152ではなく、蛇洞林道とある。林道と言えども 1.5車線の立派な舗装路である。
 ようやくR152へ戻ると、目の前に立派なトンネルがある。ツ−リングマップルには三遠南信自動車道 小川路峠道路とある。それにしてもこのような山奥には似つかわしく無いほど立派なトンネルである。 名前からして将来開通するであろう"三遠南信自動車道"の一部であることは間違いない。約4kmのトンネル を抜けるとすぐに県道に降りるようになっていた。県道と交差する手前には料金所のスペースが確保され ており「当面の間無料で通行出来ます」といったことが書かれた看板が立っていた。果たして有料となる 日が来るのだろうか。
 トンネルを往復してR152へ戻り、再び南下し始めたところ愛車の走行距離が10万Kmを突破した。(^^) 路肩にクルマを止めてその瞬間をカメラに収める。
▲地蔵峠▲兵越峠

 青崩峠は不通区間なので、兵越峠を越える。峠には茶屋があるらしいのだがそれらしい建物は見つか らず、その代わりにトイレがあった。不通区間を結ぶ兵越林道を走り終える頃、先ほどと同じような立派な トンネルが姿を現した。草木トンネルである。こちらも当分の間無料で通行出来るようだ。こちらは何故か 自動車専用道となっている。
 水窪町に入るとしばらくは飯田線と併走する。中部天竜駅にある佐久間レールパークに寄り道した後、 R473〜県道1号〜県道9号で天竜市内へ出る。 途中、道の駅「くんま水車の里」に立ち寄る。
 天竜市からは県道40号で豊岡村を通って掛川市内へと抜ける。県道40号はツーリングマップルに 「広く見通しよいローカルルート」とある通り、走りやすい道であった。

 掛川からはR1を東に進み、道の駅 「富士」にて1時間ほど仮眠を取る。東名はお盆の Uターンラッシュで大井松田辺りから渋滞とのことだったのでパス。箱根峠から今回の旅で初めての有料 道路である箱根新道を使って、その後は小田原厚木道路〜東名〜首都高速というルートで24時頃に帰宅 した。

 総走行距離:841km
 平均燃費:10.3km/L

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