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高遠町を後にしてR361へ入るが、流れがあまり良くない。県道18号を天竜川に沿って南下する。この県道、 整備されていると思いきや、突如一車線になったりとなかなか楽しませてくれる。(苦笑) 県道59号へ入り、 小渋湖を右手に見ながら快走する。道は完全二車線である。雨のために滝が勢いを増して流れている。水も 当然茶色く濁っている。滝の側を道路が走っているので心配である。 ようやくR152に戻って次は地蔵峠越えである。通行止めの看板は見あたらないので何とか通る ことが出来るのだろう。コンクリートの橋を渡り、集落から離れるとふたたび1.5車線の山道となった。 本当に通ることが出来るのか心配していたところ、一台の対向車とすれ違った。これで一安心。意外にも 地蔵峠が近くなるにつれて道が良くなってくる。
地蔵峠では看板があるだけで他は何も見当たらなかった。峠を降りる頃になって、ようやく雨もあがり
日が照り始めた。ツーリングマップルには地蔵峠から先はR152ではなく、蛇洞林道とある。林道と言えども
1.5車線の立派な舗装路である。
青崩峠は不通区間なので、兵越峠を越える。峠には茶屋があるらしいのだがそれらしい建物は見つか らず、その代わりにトイレがあった。不通区間を結ぶ兵越林道を走り終える頃、先ほどと同じような立派な トンネルが姿を現した。草木トンネルである。こちらも当分の間無料で通行出来るようだ。こちらは何故か 自動車専用道となっている。 水窪町に入るとしばらくは飯田線と併走する。中部天竜駅にある佐久間レールパークに寄り道した後、 R473〜県道1号〜県道9号で天竜市内へ出る。 途中、道の駅「くんま水車の里」に立ち寄る。 天竜市からは県道40号で豊岡村を通って掛川市内へと抜ける。県道40号はツーリングマップルに 「広く見通しよいローカルルート」とある通り、走りやすい道であった。
◆ 掛川からはR1を東に進み、道の駅 「富士」にて1時間ほど仮眠を取る。東名はお盆の Uターンラッシュで大井松田辺りから渋滞とのことだったのでパス。箱根峠から今回の旅で初めての有料 道路である箱根新道を使って、その後は小田原厚木道路〜東名〜首都高速というルートで24時頃に帰宅 した。
総走行距離:841km
◆ ■ 夢紀行 |