平成8年10月に受けたユーザ車検のレポートです。
私の愛車は先代レガシィ・ツーリングワゴン (Brighton FF,ABS"無し",走行5万Km)です。平成5年10月登録ですから、今回が最初の 車検となります。整備点検は検査場(千葉)近くのディーラにて行いました。その時の会話 ディーラ:「光軸については、検査場へ行くまでにずれてしまう可能性があるので、 検査に通るか保証出来ません。その点を御了承下さい。」 注:そのディーラから検査場までわずか300m。 私:「えっ、そんなに簡単にずれてしまうものなのですか?」 ディーラ:「その可能性はあります。」 私:「(そんなアホなと思いつつ)分かりました。それについては私が責任を持ちます。」で、一件落着。でも、実際に数百メートル走っただけで光軸がずれた としたら、これは欠陥品としか言い様が有りませんね。幸い検査には 通りましたが... *後日、NIFTYのFCARCにこの事を書いたら、リトラクタブル車 は開閉しただけでずれることがあるというコメントを頂きました。 さて、午前中に予約がしてあったので、ディーラから車を引き取り、 10時に検査場へ。印紙を買い、書類はあらかじめ記入してあったので、 「車両・整備課」へ。ここで一つ問題が生じた。自動車税納税証明書と 車検証のナンバーが違うのである。実は先月、ナンバー変更を行っていた のである。納税事務所の方へ行って聞いてみると納税証明書にある車台 ナンバーが合っていればOKとのこと。運輸省へは連絡したのだが... と納税事務所の所長さんは困っていました。所長さんと一緒に再び 「車両・整備課」へ。あらかじめ電話で行った予約ナンバーを告げ、 今度はすんなりと受理。「4番か5番のラインへ並んで下さい。」と指示。 1から3番は長蛇の列。しかし、4、5番は何故か空いている。4番には ビスタ、5番にはソアラが並んでいた。同じFF車ということで4番へ並ぶ。 しばらくすると検査官やってきて外観検査。実は私の車のホイールには表に JWLマークが無く(裏に付いています)、何か言われた場合に備えて資料と クロスレンチ ^^; を持って行ったのですが難無くパス。台数が多い為か、 灯火類と車台番号の検査だけという感じでした。 検査ラインはマルチテスターの為、サイドスリップ、前後ブレーキ サイドブレーキ、スピードメータ、ヘッドライトが同じ場所で行えます。 サイドスリップは車をゆっくり前進させて終わり。ブレーキ類は強く踏んだ 方が良いみたいです。スピードメータは時速40kmでパッシングすればOK。 ヘッドライトも自動的に左右測定してくれます。このあと排気ガス検査、 下回り検査を経て終了。排気ガス検査では、プローブをあまり奥に突っ込ま ないことがコツです。出口で判子をもらい、再び「車両・整備課」へ。 ここで新しい車検証とステッカーをもらい、フロントガラスに貼れば終了。 感想は、あっけなく終わった。この一言に尽きます。こんなので いいの?と思ったくらいです。だからこそ、日頃の整備が大切になり ますね。
以上、 しめて121,075円。税金・保険で半分以上を占める のですね。 最後に、初めての方は下見はしておいた方が良いです。また、その時に 書類をそろえておいた方が当日慌てずに済みます。それと、バインダーと シール剥がし(アルコールでも可)は持っておいた方がよいですね。 ■ 目次 □ 2回目のユーザ車検
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