- 総武本線 物井〜佐倉間旧線跡 その1 -

平成17年12月10日 探訪


 今から20年以上も前の話です。私は高校が佐倉にあったので毎日国鉄(現JR)佐倉駅まで電車通学していました。
 佐倉駅手前でトンネルに入るのですが、ふと田圃に目をやると線路から分岐するように農道が伸びていることに気づきました。ある日、その農道にどう見ても鉄道用の小さな鉄橋が掛かっていることに気づきました。その時からこれは線路跡ではないかと思うようになりました。
 それから10数年、インターネットでそれが電化前の旧線跡であることが分かりました。

廃止年月日

昭和43(1968)年3月27日

佐倉駅付近の分岐点
▲線路跡は舗装されている(物井方面) ▲白い建物は法務局

 旧線の分岐点は道路や民家になっています。法務局の先から旧線跡がしっかり残っています。約20年前にはここに保線車両が放置されていました。

跨線橋付近
▲跨線橋手前の横断歩道

 新線への切り替えから随分あとになってから総武本線を跨ぐ道路が出来ました。写真はその道路上の横断歩道です。この横断歩道がまさに旧線跡と一致しています。

県道沿いの旧線跡
▲横断歩道を渡ってすぐの旧線跡(物井方面) ▲県道沿いの旧線跡(佐倉方面)

 先ほどの横断歩道を渡ると旧線跡は県道沿いへ続きます。ただ、途中で民家の敷地になっていたり、藪になっていたりして歩くことは困難です。


その2  夢の跡を訪ねて