- 胆振線 その2-

平成11年9月16日 探訪


壮瞥駅跡

 駅舎は既になく、構内跡にはバス待合所が建てられた他は更地となっています。更地の隅に 目をやると、石垣が目に留まりました。草に埋もれていますが、間違いなくホームです。
 ホームの上はちょっとした公園となっていました。

▲構内跡 ▲草に埋もれたホーム

久保内駅〜蟠渓駅間にある鉄橋

▲鉄橋が残る

 久保内駅跡らしき場所は特定出来ませんでしたが、集落を離れるとすぐに赤い橋が目に 入りました。平行する道路のほうにはレルコマ橋という名前が付いていました。

蟠渓駅跡

▲蟠渓駅跡に残るホーム

 蟠渓駅跡の元駅前はちょっとした広場になっていました。そこから階段を登るとホームへ 出ることが出来ました。ホームは草に覆われていましたが、何とか歩くことは出来ました。 ホームは大変短く、ディーゼルカー1両分ほどでした。

▲バス停は蟠渓駅前のまま

 元駅前のちょっとした広場はバス停が置かれていました。バス停の名前は「蟠渓駅前」。 ただ単に変えていないだけなのか、それとも鉄道があった証を残しておきたいのでしょうか。 ここに限らず、他の廃線跡でも見られた光景です。


その3  夢の跡を訪ねて