Router導入日記

H10.6.22 初版/H11.2.4 加筆/H12.1.6 修正

動機

 ISDN導入から早1年。特に大きな不満はなかったのであるが、 家族がナンバーディスプレー対応の電話機を購入し、サービスを受けたいと言い出しました。 今使っているTA(I/O DATA TA-B64)は当然、そんなモノには対応していません。(^^;) そこで、これを契機に以前から密かに検討していたルータの導入に踏切ることにしました。

ルータ導入のメリット

 ルータ導入のメリットとしては

     
  • ダイヤルアップの手間が省ける(^^;)  
  • 端末型(いわゆるダイヤルアップ接続)でも、1つの契約で複数 のPCからアクセス出来る。(プロバイダから見ると1台のPCで接続しているように見える)  
  • PC〜ルータ間の転送速度が10Mbps(10BASE-Tの場合)なので、バルク接続(128kbps)も 気軽に出来る
 といったところでしょうか。

※初期のルータのファームウエアでは、NATe(IPマスカレード)使用時にネットワーク対戦型 のゲームが出来ないといったことがありましたが、ファームウエア Ver.4.0.17からNATe拡張機能 というのが追加されてポート番号とIPアドレスを静的に結合することが出来ます。

ルータ選定

 ルータは各社からダイヤルアップ接続のモノが出ていますが、

 ・アナログポートがナンバーディスプレーサービス対応
 ・アナログポートが2ポート
 ・購入価格が4万円

 という条件を満たすルータということでNECのCOMSTARZ ROUTER(CMZ-RT-D2)に決めました。
 価格については会社関係で「特別」ということでなんとか満たしまたが、導入当時(平成10年6月) は秋葉原でもまだこの価格では購入出来ませんでした。

LAN

 Routerですから、PCとの接続はシリアルではなくEthernetになります。秋葉で事前に 購入しておいたLANカード(NE2000互換 ISA \1,690也)をインストール。プラグ&プレイ 対応と書いてあったのはウソでは無く、きちんと認識してくれて問題無くインストール 終了。
 それにしてもLANカードも安くなったものですね...

工事

 工事と言っても配線の付け替えだけです。約10分で終了。

感想とおまけ

 ダイヤルアップ接続なのに、LAN接続感覚です。(^-^) レスポンスも早くなったようです。
 それまで使っていたTAにはS/T点が無く、BUS接続出来ないので外しました。そうなるとNIFTY をどうするか考えなくてはなりません。今更モデムで繋ぐのでどうかと思ったので、internet経由 で接続することにしました。ついでに料金プランもinternet経由専用(Hyper Roadからは\10/分) のオープンコースへ変更しました。


PCと家庭内LANの話