
スバル乗りであれば是非とも一読して頂きたい本を紹介します。
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「スバル・メカニズム SUBARU MECHANISM」
中部 博 著 太田耕二 写真 三樹書房 03-3295-5398
ISBN4-89522-421-X \1,995 平成16年6月30日初版
カートピア誌にて連載された「美しきスバルメカニズム」を1冊にまとめたものです。ピストンから始まり、トランスミッション、そして燃料タンクに至るありとあらゆるスバル車の構成部品について書かれています。単なる技術解説書ではなく、スバルの拘り、技術思想について触れているのでわざわざタイトルにスバルが入っているのだと納得出来ます。
本書の「はじめに」にも書いてある通り、この一冊の本はスバルのクルマが大好きな人たちが、最初の読者である。
※この本は4代目レガシィ発売前のカートピア誌の座談会「14年目のレガシィを語ろう。」でお世話になったフェロールームの中村氏が編集に携わりました。
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「スバルは何を創ったか」
影山 夙(はやし) 著 山海堂
ISBN4-381-07760-1 \2,940 平成15年2月28日初版
富士重工の技術者だった影山氏による著作だけに、スバル1500(P-1)に始まり、スバル360、サンバー、スバル1000に至る"独創性の系譜"を技術的な点から書いています。
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「スバル360奇跡のプロジェクト」
小口 芳門 監修 新風舎
ISBN4-7974-1843-5 \1,575 平成14年6月25日初版
百瀬氏と共にスバル創世記を語るときに外せない小口氏監修の本です。技術的な内容よりも、スバル360の当時の広告やスバル360を愛する人たち、そして開発者ロングインタービューといったところが中心の気軽に読むことの出来る1冊です。
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「コミック版プロジェクトX 挑戦者たち」
NHKプロジェクトX制作班 著 宙(おおぞら)出版
ISBN4-87287-838-8 \1,050 平成14年6月6日初版
NHKの人気番組プロジェクトXのコミック版です。スバル360の開発物語でスバルがどういうクルマ創りをしてきたかが分かる内容となっています。番組の方針でしょうか、技術的に深く突っ込んだ内容は無く、開発者の家族も描いているのが特徴。スバル入門書としておすすめ出来る1冊です。
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「先覚者 百瀬晋六 人と業績」
百瀬 晋六氏刊行会 代表 小口 芳門 著 (株)ナカムラヤ書店
\1,200 平成11年11月吉日第1版
平成15年3月21日に鬼籍に入られた小口芳門氏が代表をつとめた「百瀬 晋六氏刊行会」が発行。小口氏は百瀬氏と共にスバル360、スバル1000の開発に携わった技術者です。本書はタイトルの通り、百瀬氏の部下を中心に「ENDLESS百瀬」を回想する内容となっています。同時のこれはスバルの技術史でもあり、スバルのクルマ創りの哲学書にもなっています。
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「てんとう虫が走った日 スバル360開発物語」
桂木 洋二 著 グランプリ出版
\1,500 平成7年3月6日新装版・初版
初版が昭和62年とスバル関連図書の中では古い部類に入る。てんとう虫とは言うまでもなくスバル360のことで、サブタイトルにもスバル360開発物語とある。内容がよくまとまっており、スバル360がどのようにして開発されたかを知るにはうってつけの1冊である。
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■ SUBARU博物館
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