Vリブベルト交換
※このページを参照して行った作業に関する不具合・事故等に関して作者は一切の責任を負いませんので、 作業を行う場合は各人の責任の下で行って下さい。

◇オルティネータベルト編

1. 事前準備


 当然のことですが、エンジンを停止します。次に、保護カバーにある2箇所(赤色丸)のネジを外し、 手前に引いて外します。

2. アイドラを緩める

※ アイドラロックナットを固定したままスライダボルトを回すと折れるますので 注意して下さい。


 ▲アイドラロックナット(A)とスライダボルト(B)

 まず、アイドラのロックナット(写真赤色丸A)をメガネレンチ等で 緩めます。


 次に、スライダボルト(写真赤色丸B)を反時計回りに回します。すると アイドラが内側に上って来てVリブベルトが緩んできます。

3. Vリブベルトを外す


 Vリブベルトが緩んで来たら適当なところで外します。

 写真 ベルトを外した状態。


4. 新しいVリブベルトを取り付ける


 新しいVリブベルトを取り付けます。

 写真 新品のVリブベルト

 809218210 Vベルト/18X5.5X880 @\1,600


 古いベルトはご覧の通りボロボロ。

5. 張りの調整

1) スライダボルトを時計回りに回します。

2) ベルトのたわみ量を調整します。

押し力10kg測定個所点検時(継続品)交換時(新品)
オルティネータ(a)5〜6mm4〜5mm

3) アイドラロックナットを締めます。締め付けトルクは2.3kg-mプラスマイナス0.5kg-mです。

6. 完成

 保護カバーを付けて完成です。エンジンを回して「キュルキュル」と音がするようでしたらたわみ量 の不足(張り過ぎ)ですので調整して下さい。


D.I.Y.